iPhone+iTunesでエラー。「シンクサービスからデータクラス情報を読み込めません。」

たぶん、Xcodeをアップデートしてからだと思うんですが、MacでiPhoneを同期しようとすると「シンクサービスからデータクラス情報を読み込めません。」とエラーが出るようになった。

対処方法

Google先生に聞いたら以下のような方法で解決するらしき情報があったので、実際にためしてみたところ、見事に解決しました。

iTunes:Mac OS X で Apple Mobile Device Service を削除および再インストールする方法

  1. iPhone、iPad、または iPod と Mac の接続を解除します。
  2. Finder で「アプリケーション」フォルダの iTunes を探し、ゴミ箱にドラッグします。
  3. 「iTunes」アイコンをゴミ箱に移動します。
  4. 「移動」 > 「フォルダへ移動」の順に選択します。
  5. /System/Library/Extensions と入力し、「移動」をクリックします。
  6. AppleMobileDevice.kext というファイルを見つけ、ゴミ箱にドラッグします。
  7. 「移動」 > 「フォルダへ移動」の順に選択します。
  8. /Library/Receipts/ と入力し、「移動」をクリックします。
  9. AppleMobileDeviceSupport.pkg というファイルを見つけ、ゴミ箱にドラッグします。認証するよう求められたら、管理者パスワードで認証します。
    注意:このファイルは、Mac OS X v10.6 以降では表示されない場合があります。表示されない場合は、次の手順に進みます。
  10. コンピュータを再起動します。
  11. 「Finder」 > 「ゴミ箱を空にする」を選択して、コンピュータを再起動します。
  12. 現在のバージョンの iTunes をダウンロードしてインストールします。
  13. デバイスを Mac に再度接続し、iTunes を起動します。

原発賛成派がよくある賛成論にツッコミを入れてみた。

はじめに、私は原子力発電所は必要だと思っています。

ただ、賛成論の中には、賛成派の私でも納得しかねるような無茶な賛成論が数多くあるので、ちょっと気になったので、こういう無茶な賛成論にツッコミを入れようと思った次第です。

以前にこれ系のネタは書かないといいましたが、嘘になりました。すいません。

なお、わたしは過去に9年ほど火力発電設備の定期点検や設備のリプレースを扱う営業をしていましたが、決して専門家ではありませんので間違いもあるかもしれません。

原発は車より安全か?

池田信夫 blog : 自動車や石油火力は原発より危険である – ライブドアブログ

理解不能。

毎日ニュースで報道されていることのほんの一部でもご存知の上でこういうことを書けるのは、まさにご自分の近くに原発がないからではないでしょうか?

それに、この記事で使用している数字のソースを調べたんですが、池田氏はWHOからの引用と書いていますが、引用元は個人のブログであり、そのブログにはソースをはっきりとは書いていません。
(WHOであるらしきことは書いてありますが、本人の自己申告のみ)

少なくとも個人のブログ上に掲載されたデータを使っており、そのブログ上には明確なソースが記されておらず、論文で言う”孫引き”という反則技を使っていますので信用に価する情報ではありません。

安全ではないものを希薄な根拠で安全というよりも、リスクを認めた上で安全にコントロールできるか否かを模索しないと何も得られません。

原発は発電量が大きい?

これも正しいようで正しくないと思います。

たとえば東電管内の発電所を出力が大きい順に並べると以下のようになります。

発電所名 出力
1 柏崎刈羽原子力発電所 821.2万kw
2 富津火力発電所 504.0万kw
3 福島第一原子力発電所 496.6万kw
4 鹿島火力発電所 440.0万kw
5 福島第二原子力発電所 440.0万kw

なんだ、火力発電所って結構やるじゃん。そう思った人も多いのでは?

これを面積あたりの出力にしてみると以下のような結果が。。。

発電所名 出力 敷地面積 出力/面積
1 柏崎刈羽原子力発電所 821.2万kw 420万m² 1.95kw/m²
2 富津火力発電所 504.0万kw 76万m² 6.63kw/m²
3 福島第一原子力発電所 496.6万kw 350万m² 1.41kw/m²
4 鹿島火力発電所 440.0万kw 不明 不明
5 福島第二原子力発電所 440.0万kw 不明 不明

実は面積あたりの出力に換算すると最新鋭の火力発電所は原子力発電所の3倍以上の出力があります。
(増設のための予備の土地が広大なのかもしれませんが。。。)

ですから、単純に出力だけで話をするのはやはり説得力がないと思われます。

それに、政府も電力会社も出力が大きいことを理由に原子力発電所が必要であるとは言っていません。
(過去には言ってたかもしれませんが、少なくとも現在ではネット上にそういったソースは見つかりません。)

反対するなら原子力を使うな?

これもかなり乱暴な意見。なぜかというと需要家には電気が何で作られているかを選択する権利がないので。

それに、この理屈も、原発の賛否に関する公式な議論の場では論じられることはないと思われます。
議員先生や電力会社の幹部が国会等で「原発に反対なら電気を使うな」って言うと思います?

重ねて言いますが、公式な議論の場で取り上げられることがない意見は、存在しないのと同じです。

居酒屋での雑談程度におさめておきましょう。

原発はコストが安い?

これについてもいろいろな意見があるようです。

たしかに化石燃料よりも燃料費は安定しているようですが、今回のような事故に対する補償や廃炉や廃炉後のメンテナンス費用なども含めると、コスト高になったとしても不思議ではありません。

また、上述した面積あたりの発電容量から見ても、ほんとうにコストが安いのかどうかは、怪しいと感じます。

しかし、ここで重要なのは、政府や電力会社は単にコストが安いだけではなく、「発電コストにしめる燃料費の割合が低いから必要」と説明していることです。

つまりコストが安いかどうかよりも、燃料費が安いことが重要なんです。

後述しますが、これには大きな違いがあり、よく理解する必要があります。

ここまでのまとめ

テレビやインターネットを通して多くの有識者が原子力発電所の必要性について述べています。

しかし、ここまでご説明したとおり、説得力がないものも多く見受けられます。

政府や電力会社が、なぜ原発が必要と言っているのかをもう一度再確認し、彼らが言ってることと言ってないことを、きちんとわけて理解しましょう。

原子力発電所が必要なわけ

各電力会社のホームページをよく読むとわかりますが、原子力発電所の必要性は、以下の二つに集約されます。

  • エネルギーの安定供給(より専門的にはエネルギーの安全保障)
  • 温暖化の抑制などの環境保護

エネルギーの自給率

ご存知のとおり日本は非常に石油資源が乏しい国で、エネルギー資源の96%を輸入に頼っています。

しかし、原子力発電をエネルギーに含めると輸入割合は82%まで下がります。

では、原子力発電所をやめてエネルギー資源の輸入にたよるとどうなるか?そこにはまさに現実的な危機が存在しています。

いまそこにある危機 – イランの核問題

すでに多くの方がご存知だと思いますが、イランに核兵器開発の疑念が持たれており、アメリカではイランへの経済制裁を行っています。

一方でイランはこれに反発してペルシャ湾を封鎖するとことあるごとに言っています。

地理に詳しい方はご存知かもしれませんが、このペルシャ湾の出口であるホルムズ海峡はイランの目の前にあり対岸までの距離はわずか33kmしかありません。

そして、日本の中東からの石油の70%がこのホルムズ海峡を通っているのです。

http://www.iae.or.jp/energyinfo/energydata/data2004.html

日本では、オイルショック以降、中東への依存度を減らすためにインドネシア、メキシコ、中国などへの分散を図り1987年には68%まで依存度を低下させることができました。

しかし、その後のアジア各国の経済成長による消費量の増加により、ふたたび中東への依存度が上昇しはじめ、現在は原油の輸入量の90%を中東に頼っておりオイルショックの頃の依存度を上回っています。

政府はこういった状況に危機感を感じており「エネルギーの安全保障」の確保のための対策の大きな柱として、発電コストに対する燃料費の割合が低い原子力発電を推進しています。

つまり、「コストが安い」ではなく「燃料費が安い(出力あたりの輸入への依存度が低い)」が重要なんです。

環境問題

原子力発電所はクリーンエネルギーとして国際的に位置づけられており、地球温暖化に対する対策として有効と考えられています。

今回の震災による事故の結果生じた環境への影響によって、これに関しては意見がわかれると思いますが、少なくとも政府は震災前にはそう考えており、国際社会でもこの流れは暫く続くと思います。

地球温暖化がウソか本当かには関係なく京都議定書は実際に発効されており、そこでの約束を果たすための有効な手段として原子力発電は重要視されています。

太陽光発電や風力発電は?

太陽光発電などの自然エネルギーは環境負荷が小さいというメリットがあり、政府や電力会社は積極的に導入する姿勢を崩していませんが、気候等に左右され出力も小さいために基幹電源になるとは考えられていません。

これは個人的な意見ですが、電気は貯めることができず生産と消費が同時に行われるため、仮に自然エネルギーによる発電で十分な発電量があったとしても、気候に恵まれない際のバックアップ電源としての発電所は必要だと思います。

ただし、それでも輸入に対する依存度を下げてエネルギーの安全保障を確保するという意味では大いに期待できる技術であり、技術的な課題が解決できるのであれば原発なんて必要ないと思います。

まとめ

今回の記事は、原子力賛成派の人にこそ正しい理解をしてほしいとの願いで書きました。

私の理解では、事故を起こした以上、現存する原発は安全ではなかった。
実際に世界中が大騒ぎだし、避難指示が出て福島県民のみなさんが実際に辛い思いをし、東電の偉い人も謝ってます。

そして東京電力は過去に臨界事故を含む複数のトラブルを隠蔽していたという前歴があり、どこまで信用していいのかわからないのが現実です。

でも国際的な情勢の中でエネルギー供給には現実的な危機があって、そんななかで原発を今後コントロールできるのかどうか?

脱原発しつつもエネルギーが抱える問題を解決する方法はあるのか?

賛成か反対かを先に決めて後から理由を付け足すような議論をするよりも、現実に対処すべき問題を並べて、それを解決するための道筋をさがすような、頭のいい先生たちにはそういう話をしてもらいたいと思います。

最後に、原発の周辺地域で生活するみなさんのことを思うと安易に原発が必要と考えることには違和感も感じています。

被災地のみなさんや原発の周辺で暮らす人達に一日も早く安らかな生活がもどることをお祈りしています。

参考

http://www.fepc.or.jp/faq/necessity/index.html

http://www.tepco.co.jp/nu/qa/index-j.html

http://www.kyuden.co.jp/notice_sendai3_faq_necessity.html

WordPressでサイトのURLを取得する方法を整理してみた。

WordPressでは以下のように複数の方法(テンプレートタグ)でサイトのURLを取得できます。

  • get_bloginfo(‘home’)
  • get_bloginfo(‘siteurl’)
  • get_bloginfo(‘url’)
  • get_bloginfo(‘wpurl’)
  • home_url()
  • site_url()

これらの関数は多くの環境では同じ値を返していますが、使い分けをきちんと理解していないと不具合が発生することがあります。

非推奨となっているテンプレートタグ

以下の二つの方法はすでに非推奨になっています。
自作のプラグインやテーマで使用している場合には、他の方法を使用しましょう。

  • get_bloginfo(‘home’)
  • get_bloginfo(‘siteurl’)

別名になっているテンプレートタグ

以下のテンプレートタグは、単純に別のテンプレートタグのエイリアス(別名)となっています。
なるべく元の関数をコールするようにしたほうがベターです。

元の関数 エイリアス
home_url() get_bloginfo(‘url’)
site_url() get_bloginfo(‘wpurl’)

以上で、6つあった方法の中から、2つの方法に絞ることが出来ました。

では残りの二つは、それぞれ何が違うの?

home_url()

ソースを見ると以下のような感じでした。

  • home_url() は、[ダッシューボード]-[設定]の「サイトのアドレス(URL)」を参照している。
  • パラメータでhttpやhttpsなどのスキーマを指定することができ、httpsの自動認識もサポートしている。
  • URLの末尾に付加するパスの指定も可能。

site_url()

  • site_url() は、[ダッシューボード]-[設定]の「WordPressのアドレス(URL)」を参照している。
  • パラメータでhttpやhttpsなどのスキーマを指定することができ、httpsの自動認識もサポートしている。
  • URLの末尾に付加するパスの指定も可能。

まとめ

  • サイト来訪者に公開されているブログのURLを取得するときには、site_url() を使うべし。
  • プラグインやテーマなどで、WordPressのコアファイルのURLを取得するときや、WP_Rewriteクラスを使ってゴニョゴニョしたいときには、home_url() を使うべし。
  • httpsの自動認識やフィルターフックが実装されているので、get_option() よりも、home_url() や site_url() を使ったほうが幸せになれる。
  • bloginfo() や get_bloginfo() を使うよりも文字数が少ないので、ほんのちょっとオトクな気分になれる。

TinyMCE Templates 1.0

WordPressのTinyMCE Templatesプラグインをアップデートしました。

http://firegoby.theta.ne.jp/wp/tinymce_templates

修正内容

  • マルチリンガル系のプラグインと併用すると発生する不具合に対応しました。

具体的には以下のような修正を行いました。

修正前

get_bloginfo('url')

修正後

site_url();

 

Enhancing CSS 1.0

WordPressのEnhancing CSSプラグインをアップデートしました。

http://firegoby.theta.ne.jp/wp/enhancingcss

修正内容

  • マルチリンガル系のプラグインと併用すると発生する不具合に対応しました。

具体的には以下のような修正を行いました。

修正前

get_bloginfo('url')

修正後

site_url();

    oEmbed Tweet 1.0.0

    twitrerのツイートをWordPressで簡単に引用するためのプラグイン「oEmbed Tweet 」をアップデートしました。

    http://firegoby.theta.ne.jp/wp/oembedtweet

    更新内容

    • twitterの記事のIDが環境によって上手く取得できない(PHPが扱える数値の限界値を超えるため)不具合を修正しました。

     

    でんき予報 for Chrome 0.3.0

    でんき予報 for Chromeを0.3.0にアップデートしました。

    アップデートは自動的に行われますので、特に何もする必要はありません。

    http://firegoby.theta.ne.jp/download/denki

    更新内容

    • 午前0時以降しばらくの間エラーが発生する不具合を修正しました。
    • 東京電力の公式ツイッター @OfficialTEPCOの最新のツイートをポップアップで告知する機能を追加しました。(デフォルトでOffになっています。)
    • その他、いくつかのバグやタイプミスを修正しました。

    でんき予報 for Chrome 0.1.0

    東京電力の「電力の使用状況」をもとにChromeブラウザのツールバー上に電力の使用状況をお知らせする拡張機能を作りました。

    詳しくは以下のページでどうぞ。

    http://firegoby.theta.ne.jp/download/denki

    その他

    • 数日様子を見て特に問題がないようなら、Safari版も作ります。
    • 万が一不具合に気がついた方は、twitterでお願いします。なるべく優しくお願いします。(^^)

    こんな時だから知っておきたい「電力需要の負荷平準化」

    前回の記事に続いて再び知ったかぶり解説を。(^^;)

    電力需要は月によっても大きく変動します。

    前回の記事の中で電力需要の時間帯別のグラフをご紹介しました。

    で、今回は、年間の月毎の電力需要のグラフをご紹介します。

    上記のグラフをご覧になると分かるとおり、実は今のシーズンは年間を通して比較的電力需要が少ないシーズンです。

    季節や時間によって非常に大きく変動する電力需要

    このように電力需要は季節や時間帯によって大きく変動します。
    ところが、電気は多くの生産物とは違い、貯めることが困難で、生産と消費が同時に行われます。

    そのため、発電設備は需要が最も多い瞬間にあわせて建設される必要があります。

    ですから、発電プラントの年間稼働率負荷率(2011/4/9訂正)はわずか60%前後と、非常に低いレベルで低迷しています。
    (一般的な工場のラインでは経営に支障が出るレベルであると聞いたことがあります。)

    発電所は急には止まれない。

    ご存じの方も多いと思いますが、原子力発電所や火力発電所は、膨大な量の蒸気を作ってその蒸気でタービン発電機を回しています。

    この時に使用される蒸気温度は、原子力発電所で約280度、火力発電所では600度にもなる非常に高温の蒸気です。

    原子力発電所のほうが蒸気温度が低いのは、燃料棒に使用されるジルコニウムが高温に弱い一方で生産できる蒸気量が膨大に多いため直径が大きな発電機を回せるからです。一方で火力発電所は圧力を極限(超臨界圧)まで上げることでタービン発電機の回転数を高くし熱効率を向上しています。

    そのため、タービンを急に止めてしまうと、タービン内の蒸気の温度差により、タービンローターは変形してしまいます。

    また、原子炉やボイラも同じく温度差によって影響をうけるので、やはり急にはとまれません。(これについては今では日本中の人がご存知ですね)

    (蒸気タービンのローター。超巨大かざぐるまとご理解下さい。)

    そのため、昼夜で電力需要が変わっても、発電所自体は運転を続けてるという、もったいない事態に陥っています。

    注)現実には火力発電所や水力発電所などが負荷追従に使用され、原子力は電気を作りっぱなしです。

    ここまでのポイント

    電力についてみなさんが理解するべきポイントは以下のとおりです。

    • 電力需要は季節によって大きく変動する。
    • 電力需要は時間帯によっても大きく変動する。
    • 発電所は年間を通じて最も需要が多い瞬間に合わせて建設されているため、年間の稼働率は非常に低い。
    • 原子力発電所や火力発電所は一度起動すると需要がなくても簡単には止まれない。

    電力需要の負荷平準化

    これらの問題を解決するため政府や電力会社は、電力需要をなるべく常に一定水準でキープできるよう様々な取り組みを行って来ました。

    これが、電力需要の負荷平準化というやつです。

    たとえば。

    • エネファーム、エコアイスなど夜間電力を使用して昼間の消費電力に備えるソリューションの販売。
    • 深夜電力で水を汲み上げて、その水を昼間にダムから流して発電する「揚水発電所」の建設
    • 深夜電力の料金面での優遇

    などなど。

    http://www.fepc.or.jp/present/jigyou/juyou/index.html

    早急に私たちに求められること

    冒頭のグラフを見るとわかるとおり、電力需要は夏場に向けて劇的に上昇します。
    また、多くの企業が活動を再開することにより、昼間の電力需要はますます上昇していくことが予測されます。

    今後は多くの火力発電所が運転を再開するため、現在のような混乱は長くは続かないと思われますが、電力需要をなるべく均一にすることは、現在の課題を解決する大きな鍵であることは間違いないと思います。
    (3/22追記: 火力が復旧が夏季ピークに間に合わないと報道され始めましたので、しばらく混乱が続きそうです。)

    なので!

    • 昼間はひたすら節電しましょう。
    • 夜でもできる充電は夜にしましょう。
    • お金もちは、いますぐエネファームを買いに行きましょう。

    と、やはり前回と同じ結論になります。

    つまりですね、実は現在抱えている問題は、もともと内在していた問題が地震をトリガーにして顕在化しただけなのです。

    しかも、これは原子力発電に反対する人も賛成する人も、共通で取り組むめる課題でゴールも同じなんですよ!

    (おまけ)電力需要とGDP

    過去のデータではエネルギー消費とGDPは、お互いにリンクし合いながら増減しています。

    そして、エネルギー消費の40%以上は電力です。

    私自身被災者ではありませんので、被災地に対して申し訳ない気持ちはもちろんあります。

    しかし、やはり夜のネオンサインや各種のイベント等を不謹慎だという一言で片付けてしまうと、経済が停滞してしまい復興の足を引っ張ることになりかねないのが現実なのです。

    ですから、普段以上に飲み歩けとは言いません。しかし飲み歩くなとは言ってはいけないんです。

    今日のまとめ

    1. 原発賛成派も反対派も協力しあって電力需要の負荷平準化に協力しましょう。
    2. いままで通り夜の街に繰り出しましょう。
    3. 一日も早く経済を復興させて、被災地を支援しましょう。

    業界を離れて長いので間違いや勘違いがあるかもしれません。優しく教えてくださると幸いです。

    あと、これ系のネタについてはもう書きませんです。本業にもどって稼ぎますので、これ系のネタを期待してRSSリーダーに登録するとひどい目にあうと思います。(^^;)

    日本経済にやさしい上手な節電

    わたしは9年ほど電力会社向けの火力発電プラントの営業をしていたので、知ったかぶりでちょっと解説させていただきます。

    電力需要は1日の中で大きく変動します。

    実は電力需要は1日の中で需要が多い時間帯と少ない時間帯で大きな変動があります。

    上記のグラフを見ていただくとわかるのですが、日中と夜間では電気の需要に大きな差がありますよね。(3/22 追記: 蒸気のグラフは夏季のものと予想されます。最新のものは東電のウェブサイトで。)

    この需要のカーブは季節によっても大きく変動し、夏と冬にはピークが大きくなり、春や秋はやや穏やかになる傾向があります。(ピークの時間帯もシフトします。3月現在は夕方にピーク。)

    一方で電気は売り切れが許されず保存もできないため、ピークに合わせて発電設備は用意されており、年間平均の稼働率は60%前後で、夏季ピークは90%以上の稼働率となります。

    計画停電と需給バランス

    東京電力の発表では計画停電は6:20〜22:00までとなっています。

    この時間帯をグラフで見てみましょう。

    グラフに計画停電時間を合わせてみるとわかるのですが、計画停電の時間帯は日中のピークに合わせていますよね。

    つまり、それ以外の時間帯、23時頃から6時頃までは電力需要に対して発電能力にやや余裕があることが予想されます。

    昼間使ってた電気をなるべく夜にまわしましょう!

    というわけで、停電があるからといって日中にあわてて携帯電話等の充電を行うことは逆効果になる可能性があります。

    一方でみなさんが以下のように心がければ少し早く計画停電を終了させることも可能だと思います。

    • 携帯電話やノートパソコンの充電はなるべく日中には行わないで23時以降にしましょう。
    • 電池で動くものはなるべくエネループなどの充電式のものを使用するようにして、同じく深夜に充電するようにこころがけましょう。
    • お金がある人は、エコキュートやエコアイス、エネファームを買いましょう。
    • 日中のエアコンはなるべく我慢しましょう。

    あと、もうひとつ大事なこと。

    夜間の電力の供給能力には多少余裕があります。(現実に夜間には停電の予定はありません。)

    ですから、飲食店のネオンやイベント会場をみて「けしからん」とかそう考えないでください。経済活動を阻害するほどの自粛ムードはかえって復興を遅らせる原因になります。

    節電はもちろん重要ですが使い方を工夫すれば、世界でもっともエコな経済大国になれるのです。

    参考

    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%9B%BB%E5%8A%9B

    http://www.fepc.or.jp/present/jigyou/japan/index.html

    http://www.fepc.or.jp/present/jigyou/juyou/index.html

    http://www.enecho.meti.go.jp/topics/hakusho/2010energyhtml/

    補足

    報道では発電能力3,000万kwに対して需要が4,000万kwとされましたが、この4,000万kwはピークの需要がそれだけあると予測しているという意味だと思います。

    1日のトータルという意味ではありません。

    ちなみに東電の総発電能力は6,000万kw/h以上あります。(あくまでも地震前のトータルで定期点検中のものも含まれます。)

    最後におわび

    グラフは電気事業連合会の著作権を侵害してます。。。すいません。